ブリオリウスの妄想

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呪いの奥義:最強の蠱毒とは


蟲毒というのは呪いの一種で、字の如く本来であれば、大量の虫などを壺に長時間閉じ込め、共食いの後に最後の一番強靭な一匹に強い念が集中した状態でその最後の虫を殺すことによって、その怨念を対象にぶつける呪術の奥義ですが、中二病的には必須知識なので、良く知っている方は多いと思います。

 

さて、最強の蟲毒とは何か?

壺の中の虫が通常レベルだとすれば、それ以上は人でやればいいですね。

例えば町全部の人間で蟲毒を行えばすごいパワーが発揮されますね。

 

実際凄惨な歴史があった現場などでは蟲毒に似たような状況が起こり易く、それ故土地に残った念も強いわけです。

ということは、極端に考えれば答えは簡単です。

村レベル

町レベル

都市レベル

国レベル

大陸レベル

 

という風に進めていけば、行きつくところは当然、地球を壺と見立て、地球規模の蟲毒を行えばいいということになります。ゾンビアポカリプスみたいなのもほぼ蠱毒のようなものですね。

人間だけでなく、生きとし生けるものすべての念を一か所に集めた状態で行う蟲毒のパワーは当然史上最強でしょう。

これはもはや呪いではなく、命のパワーを一か所に集中させる方法なのです。

命の一点集中、これはもはや奇跡の力、無から生命を作ることだってきっとできるぐらいのパワーです。

生命の集中と命のビッグバンといったところでしょう。

引き換えに一回滅びますが。



ということで我々が今いるこの生命に満ち溢れてた地球こそが最強の蠱毒壺なのです。

 

「残り物には福がある」と言われますが、これは残り物は念が強いからなのです。

福にも呪いにも転ずることができるエネルギーなのです。